お子さんの英語について

  • 2018.11.17 Saturday
  • 04:46

 

先日、駐在員の奥様達何人かで集まっておしゃべり☕️する機会がありました。

海外駐在体験は初めての方もあれば海外を転々と何カ国も経験された方もあり。ニューヨークに住み始めて数ヶ月の方も、数年の方も。お子さん達の年齢、学年、英語力なども皆様々です。

 

 

私はすでに3回目のアメリカ生活ですし、子供達も日本とアメリカを行ったり来たりしているので、こういう場では皆様の参考になればと自分の経験をお話しすることも多くなってきました。いわゆる「ベテラン」の域に達している??

 

帰国子女中学受験も娘の時と息子の時とで2回も経験していますので、実体験からお話することはこれから受験を控えた年齢のお子さん達のママ達には具体的で役に立つことも多い様です。

 

 

そんな中で、幼いお子さんや学齢の浅いお子さんのお母さん達がお話されていたことが気になりました。

「帰国後 上の子は受験勉強だけど、下はまだ小さいから英語の勉強はないし、でも馴染んだ英語が残ってくれればいいなぁ〜」

 

その気持ちわかります。小さいお子さんは吸収が早いので、どんどん英語を聞いて話して使える様になっていきます。

日本に帰ってから、英語を「勉強」する年齢になるまで「忘れないでいてくれれば、残っていてくれれば」と期待してしまいます。

 

‥‥ でも、期待通り英語を忘れずにいてくれるのでしょうか? 英語の習い事に通えば大丈夫?

 

 

 

 

答えは NO です。

 

覚えるのも早ければ、忘れるのもあっという間です。帰国してほぼ日本語のみの環境になると、あんなにペラペラ喋っていた英語はどこに??となるのも時間の問題。

もちろん良い発音やリスニング能力はある程度残るかもしれないけれど、せっかく数年間アメリカで英語に触れて暮らしてきたのにそれだけではあまりにも勿体無い。

 

 

少し話題はそれますが、英会話の講師をしていた時によく「英語が上達するにはどうしたらいいでしょう?」という質問を受けました。そんな時は逆にこちらから「上達するために普段何をされていますか?」とお聞きしていました。

よくある答えが、週1回の英会話スクールに参加、毎週テレビの英語の番組をみる、英語のCDを流して聞いている など。

 

→→ 語学の習得を <ピアノが弾けるようになるには> と置き換えてみると、自ずと答えが出てきます。

 

「ピアノを上手に弾けるようになるにはどうしたらいいでしょうか?」

「上達するために普段何をされていますか?」

「週1回レッスンを受けています。(レッスンの時間以外はあまりピアノに触れていない)ピアノのコンサートをよく聴きに行きます。いつもピアノ演奏のCDをかけています。」

 

‥‥ これだけでは上達するわけがないというのは、明らかです。

毎日ピアノを触って練習して、間違えたところや悪いクセを直して、反復練習。他にもテクニック、楽譜の読み方、表現力など様々な要素を複合的に地道に学ばずして上達はあり得ません。週1回数時間のレッスンはその地道な学習の成果を確かめてさらに新しい課題を見つけるためのものだと考えるべきでしょう。

 

語学の学習も同じことです。週1回数時間のレッスンで語学力が向上すると思ってはいけません。

何年アメリカに住んでいても、全く英語力が上がらない方もあれば、日本にいてもビジネスレベルの英語を独学で身につける方もいらっしゃいます。

実践的な学習を毎日コツコツと積み重ねなければ、上達はあり得ません。それがテキストブックを使った学習なのか、スカイプでの会話練習なのか、CDを聞いて復唱するのか その方法はそれぞれの方に合ったもので、苦手分野を克服したり得意分野を伸ばしたり目的によっても違ってきますので「これ」と言った正解はないのです。でも確実に言えることは、「近道はない」ということ。

ピアノも英語も。

 

子供の場合にもこれは当てはまります。英語をピアノに置き換えて考えてみましょう。

 

 

 

毎日ピアノに自由に触ってよい&周りの人達がいつもピアノを弾いている環境に数年間いてピアノに興味も持ちいつの間にか基礎的な曲も弾けるようになったけれど、

その後ピアノから切り離された環境に戻った時に「忘れないでいてくれれば、残ってくれれば」と望んでも無理な話。

覚えた事が初歩的なことであればある程、忘れるのもすぐです。

 

忘れないどころか、せっかく基礎が身についたのですから、さらにそれを今後のために伸ばしてあげて欲しいと思います。英語も同じこと。伸ばすためには 英語に触れる環境を整えてあげること、毎日の生活に英語を取り入れることをお勧めします。

 

週一回数時間の英語スクールに通っても、毎日の練習がなければピアノ同様上達/習得は期待できません。

むしろ毎日の生活の中で、英語を生活の一部としていく事ができれば効果的です。

 

 

私が実際に行って役にたったと思える事柄をいくつかあげておきますので、よかったら参考にしてみてください。

もちろんこれ以外にも個々人に合った方法があると思います。大人の方にも、子供達にもヒントになれば幸いです。

 

*英語のニュースを毎日見る。NHKでも英語のニュースを副音声設定にすることや、BSおよびNHKワールドのウェブサイトで見る事ができます。海外のニュースチャンネルNBC, CNN, BBCなどもアプリやウェブサイトから動画を見ることもできるでしょう。

 

*映画を見るときは英語音声、英語字幕で見る。英語のドラマを見る時も同様。くり返し見るのも良い。

 

*英語の本が常に手に取れる状況を作る。図書館で絵本を借りてもいいし、ブックオフなどでも洋書のコーナーも活用する。うちではアマゾン海外版でまとめて購入していました。

 

*テレビゲームでプレイするときも英語設定。パソコン、携帯電話も英語設定にしておく。もちろん日本語の表示や入力には問題ありません。

 

*英語の日記を書く。短くてもいいので、少しでも英語の文章を書く。ブログでもいい。子供との交換日記でも、手紙でもいい。「これはどう言えばいいんだろう?」という疑問を持つ事が大切。

 

*日常で目にする英語に意識を向ける。「フィロソフィー」ってどういう意味?「ティラミス」って英語?

 

*英語の検定試験を目標にして勉強する。英検、TOEFL、TOEICなど。

 

*興味のある分野、趣味の分野の情報収集の際には英語の資料やウェブサイトも使ってみる。(私の場合はもちろんベーキング)

 

 

日常に取り入れることで、自然と英語が生活の一部になってくると思います。

「忘れないでいてくれれば、残っていてくれれば」と期待するだけではなく、積極的な意識を持って せっかくできた英語の芽を枯らすことなく大切にそして確実に成長させてあげる事が大切だと思います。

 

 

 

 

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  • 2019.07.08 Monday
  • 04:46
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    • 2018/12/01 10:58 AM
    aki様 学校のことでご相談されたいとのこと、メールアドレスを記載いただけましたら私からご連絡させていただきます。メールアドレスが記載されたコメントは表示/公開はいたしませんのでご安心ください。
    • okinaki
    • 2018/12/01 10:53 AM
    管理者の承認待ちコメントです。
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    • 2018/12/01 10:50 AM
    管理者の承認待ちコメントです。
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    • 2018/12/01 10:36 AM
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