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    DOUGHNUT PLANT

    • 2015.08.25 Tuesday
    • 10:32
    DOUGHNUT PLANTの物語

    しばらく前のこと‥‥
    Lower East SideのTenement Museumの地下に場所を借りていた小さなドーナツベーカリーが、揚げパンのようなモチふわドーナツで評判になり、マンハッタンのグルメデリに品物が並ぶようになりました。やがて小さな店を構え(2000年)、このドーナツに惚れ込んだ日本人ビジネスマンと出会い、今では自由が丘店を始め日本にも複数店舗を構え、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズにも支店を出す大人気店になりました。

    おじいちゃんのレシピをもとに、こだわりのドーナツを作り続けているDoughnut Plant、私は大〜好き!
    Dean & Delucaでも幾つかのフレーバーは食べられるけれど、やっぱり本店に行きたい!!

    と、いうわけで 5年ぶりにLower East Sideに行ってみました。
    Lower East Sideは、相変わらずたいして「オシャレ」とは言えないエリア。それはちっとも変わっていなかった。でも隣のChina Townが、以前よりもじわ、じわっと増殖している感じ。えっ、こんなところにまで中国語の看板が!と、ちょっと驚きながらDoughnut Plantを目指して歩く。

    あった、あった、ありました〜。

    外見は以前来た時とあまり変わってない。あ、でも隣のビルに事務所ができて拡張してる!中もオシャレになっている!たしか前に来た時は、店番(店員というより店番)のオニイチャンが、ちょっとダルい感じで「コーヒーはそこのポットからセルフね」ってな感じだった。
    今はこんな感じ。なんかスタイリッシュになってます。メニューボードもカラーモニターでドーナツの画像が映るし。


    お目当のドーナツは、たくさん種類が置いてあってどれも本当に美味しそうで迷う!!
    大きい四角の揚げパン風ドーナツ以外に、ケーキドーナッツもたくさん。

    今のイチオシはCreme Brulleだというので、姪っ子はそれを注文していた。
    私とうちの子たちはこんな感じ。

    左上:Coconut glazed/Coconut cream filled
    右上:Belgian Chocolate
    下:Peanut Butter glazed/Jelly filled


    店の中は小さくて座る場所もほとんどないけれど、この、ドーナツ柄のタイルをあしらった窓辺の座席は以前と変わらず。(少し広くはなった。)ここにちょこんと座って食べる。甘いしでっかいし、でも美味しくてパクパクと平らげてしまいました。うん、来た甲斐があった! Lower East Sideの観光は、まずここを起点に! おすすめです。

    (ちなみにこの日のコースは:Doughnut Plant, Essex Street Market, Economy Candy, Tenement Museum (Hard Times guided tour), Katz Delicatessen)

    Cracker Jack

    • 2015.08.25 Tuesday
    • 02:43
    ニューヨークにいるなら、野球野球観戦もおすすめです。Yankees, MetsなどのメジャーリーグMLBはもちろんのこと、マイナーリーグの試合も楽しめます。日本の野球観戦は応援のラッパの音などが結構うるさく感じる時もあるのですが、アメリカの球場はそれに比べると随分と静かです。もちろん、選手が登場する時や試合が盛り上がった時は賑やかになりますが、試合中ずっと太鼓や楽団が演奏しているということがありません。

    そんな野球の試合で、7回の表が終わった時に歌われるのが "Take me out to the ball game" です。

    るんるんTake me out to the ball game,
    Take me out with the crowd;
    Just buy me some peanuts and Cracker Jack,
    I don't care if I never get back.
    Let me root, root, root for the home team,
    If they don't win, it's a shame.ムード
    For it's one, two, three strikes, you're out,
    At the old ball game.るんるんるんるん

    7th Inning Stretchともいいますが、この時には観客もみな立ち上がって一緒に(体を伸ばして)歌います。球場のスクリーンに歌詞が映し出され、チームによっては歌詞の[home team]の部分に球団の名前を差し替えたりして、ファンの気分を盛り上げます。

    そんな歌の中に出てくる peanut and Cracker Jackとは、何でしょう?
    野球観戦のおやつといえば殻付きのピーナッツ。おじさん達は殻を散らかしながらこれをつまみにビールビールを飲みます。

    そしてもう一つの定番がCracker Jack。日本でいう「キャラメルコーン」にとてもよく似た、キャラメルがけのポップコーンです。紙箱や袋に入って野球観戦のおやつとして球場で販売されています。カリッとした食感が美味しいです。


    先日訪れたLower East Sideのお菓子問屋 Economy Candyで、久しぶりにCracker Jackを見かけて懐かしくなって購入しました。Economy Candyは、お子さん連れで、また、お土産を探しにいくのにもオススメのお店です。いわゆる駄菓子から、大量の袋詰めでお買い得なお菓子、自分で好きなフレーバーを選んで量り売りで購入できるゼリービーンズなど、楽しさ色々です。


    この日は「大統領ペッツ」なんて物も売ってました。お土産にぴったりですね。


    そのEconomy Candyで、お菓子のほかにこんなもの↓も購入してしまいました。
    Cracker Jackがデザインされたちょっとレトロ(風)な丸缶。棚の上の方にディスプレイされていたのを、太っちょの店員さんにわざわざ降ろしてもらって値段を聞いたら、「$10ってシールがはってあるから売り物みたいだ」というので即購入。


    何を入れるのに使うか、これから考えま〜す(^_^;)

    あ、そうそう、Cracker Jackの箱の中には「賞品/prize」が入っているのがお決まり。

    まあ、あまり期待はしないでね。野球に関連するトリビアと、小さなシールが入っています。

    残念ながらうちの息子がピーナッツアレルギーのため、ピーナッツの殻が散らかっている野球場は苦手。殻の粉も良くないそうです。もちろんピーナッツが入っているCracker Jackも食べられません。そんなわけで野球観戦にはやや消極的ですが、マー君はじめ日本人の選手も活躍しているし、アメリカの野球愛を感じられるStadiumには またいつか行ってみたいと思います。



     

    Clinton Street Baking Co. のパンケーキ

    • 2015.08.25 Tuesday
    • 00:04
    Clinton Street Baking Companyといえば、New York MagazineからNY's Best Pancake の称号をもらった大人気店ですね。ここのパンケーキやブランチメニューを目当てに、Lower East Sideのお店の前には週末のブランチタイムには長い行列ができるのだとか。

    嬉しいことに、ここの姉妹店 COMMUNITY Food & Juiceに行く機会があり、Clinton St.と同じレシピで作られるパンケーキを食べることができました。こちらは平日の午前に行きましたが、行列も混雑もなくゆったりと遅めの朝食を楽しめる雰囲気です。
    (月〜金の朝8時〜9時の間は、パンケーキスペシャルがあり、ブルーベリーパンケーキにオレンジジュースとコーヒー付きで$12とお得なメニューになっています PANCAKE SPECIAL: 8am to 9am monday thru friday. blueberry pancakes, fresh squeezed small OJ, bottomless fair trade coffee, $12

    注文したのはそれぞれ Blueberry Pancake, Banana Walnut Pancake, Chocolate Pancakeです。


    外はカリッと、中はふわふわのこれぞパンケーキ!添えてあるのはメイプルシロップと溶かしバターの合わせ技「メイプルバター」です。(追加注文可)
    ブルーベリー、バナナ、チョコレートは上に乗っかっているだけではなく生地にも焼き込んであります。
    しっかりとした大きさ厚さのパンケーキが3枚。ボリューム満点です。
    コーヒーはお代わりできます。

    文句無しのパンケーキ、お味の秘密は たっぷりの卵とバター。そして、粉と卵の混ぜ込み方。
    実はこのレシピは、Martha Stewartのサイトにもアップされています。
    http://www.marthastewart.com/348724/neils-pancakes
     (※Clinton Street Pancakeで検索すると動画が短縮版になってしまうので、こちらの↑サイトから動画も見てください)

    特に変わった材料が使われているわけではなく、ごく普通の小麦粉と、卵と、バター。
    早速家でも作ってみました。
    このままケーキが作れるでしょ!という感じの惜しみない卵とバターの量なので、それはそれは美味しいパンケーキができました。

    ただし、卵白のフワフワ感を壊さないために 手早さは肝心です。
    大きなグリドル(鉄板)で何枚も一度に焼けると理想的。我が家ではフライパンを3枚並べて焼きました。

    お店に行ける方は、ぜひ行って食べてみてください。それが無理なら、ぜひお家で作ってみてくださいね。
    有名店のパンケーキミックスを買ってくるよりも絶対に美味しく、大満足の味になると思います。
     

    Tenement Museum

    • 2015.08.21 Friday
    • 00:54
    Lower East SideにあるTenement Museumに行ってきました。

    Tenement(テネメント)とは、Tenant + Apartment が語源になっているつまり賃貸アパートのことです。でも、テネメントと聞いてNYの歴史を知る人が思い浮かべるイメージは、「貧しい、衛生状態が悪い、底辺の暮らし」です。これは、かつて1860年頃〜にNYに移民として渡ってきた人々が一軒のテネメントにひしめき合って暮らしていたことからきています。



    その後移民法の改正や、テネメントを含む住居法の改正などを経て 人々の暮らしは移り変わり、やがてテネメントも取り壊されていきました。Tenement Museumでは、1935年に住民たちが立ち退いたあと放置されていた97 Orchard Streetに建つテネメントを当時のまま保存し、ガイドツアーで一般に公開しています。

    ここを訪れる前に、ニューヨークの移民の歴史に関する本を読みました。

    The New York Immigrant Experience  by Randi Minetor
    National Book Network  $14.95

    移民の歴史を学ぶにつれ、移民たちが今のアメリカを、とりわけ「人種のるつぼ」であるニューヨークを造っていったのだということを理解することができました。 祖国を離れ、ある人は新天地に大きな夢を持って、ある人は逃れるように 海を渡ってニューヨークにたどり着いた。この地で貧困に喘ぎながら生きた人や、かたや成功して富を築いた人。ニューヨーカーたちの祖先。

    なぜニューヨークにはリトルイタリーや、チャイナタウンがあるのか。なぜエリアが違えば国が違うのかと思うくらいに様々な文化が息づいているのか。それでいてなぜニューヨークではどんな人種の人も溶け込んで町の一部になって暮らしていけるのか。そのわけがわかった気がしました。

    Tenement Museumでは今回、いくつかあるツアーのうちHard Timesというツアーに参加しました。(ツアーはいずれも少人数グループ。チケットの事前予約購入をお勧めします。)

    1860年代にこのテネメントに入居していたドイツ系ユダヤ人家族と、1900年頃に住んでいたイタリア系カソリックの家族の物語と暮らしぶりを実際のテネメントの建物の中でガイドが語ってくれます。おきなき家の子供たち(13歳と15歳)も参加し、とても興味深く面白かったと言っていました。

    移民の歴史を知ると、観光でエリス島や自由の女神やブルックリンブリッジを訪れるときも 新たな発見や感慨があるのではと思います。私にとっては3回目のニューヨーク生活。今後様々な場所を訪れるときも、色々なものを食べたり買ったりするときも、その裏の物語をもっと知りたいと思います。
     

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