DOUGHNUT PLANTの物語
しばらく前のこと‥‥
Lower East SideのTenement Museumの地下に場所を借りていた小さなドーナツベーカリーが、揚げパンのようなモチふわドーナツで評判になり、マンハッタンのグルメデリに品物が並ぶようになりました。やがて小さな店を構え(2000年)、このドーナツに惚れ込んだ日本人ビジネスマンと出会い、今では自由が丘店を始め日本にも複数店舗を構え、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズにも支店を出す大人気店になりました。
おじいちゃんのレシピをもとに、こだわりのドーナツを作り続けている
Doughnut Plant、私は大〜好き!
Dean & Delucaでも幾つかのフレーバーは食べられるけれど、やっぱり本店に行きたい!!
と、いうわけで 5年ぶりにLower East Sideに行ってみました。
Lower East Sideは、相変わらずたいして「オシャレ」とは言えないエリア。それはちっとも変わっていなかった。でも隣のChina Townが、以前よりもじわ、じわっと増殖している感じ。えっ、こんなところにまで中国語の看板が!と、ちょっと驚きながらDoughnut Plantを目指して歩く。
あった、あった、ありました〜。
外見は以前来た時とあまり変わってない。あ、でも隣のビルに事務所ができて拡張してる!中もオシャレになっている!たしか前に来た時は、店番(店員というより店番)のオニイチャンが、ちょっとダルい感じで「コーヒーはそこのポットからセルフね」ってな感じだった。
今はこんな感じ。なんかスタイリッシュになってます。メニューボードもカラーモニターでドーナツの画像が映るし。
お目当のドーナツは、たくさん種類が置いてあってどれも本当に美味しそうで迷う!!
大きい四角の揚げパン風ドーナツ以外に、ケーキドーナッツもたくさん。
今のイチオシはCreme Brulleだというので、姪っ子はそれを注文していた。
私とうちの子たちはこんな感じ。
左上:Coconut glazed/Coconut cream filled
右上:Belgian Chocolate
下:Peanut Butter glazed/Jelly filled
店の中は小さくて座る場所もほとんどないけれど、この、ドーナツ柄のタイルをあしらった窓辺の座席は以前と変わらず。(少し広くはなった。)ここにちょこんと座って食べる。甘いしでっかいし、でも美味しくてパクパクと平らげてしまいました。うん、来た甲斐があった! Lower East Sideの観光は、まずここを起点に! おすすめです。
(ちなみにこの日のコースは:Doughnut Plant, Essex Street Market, Economy Candy, Tenement Museum (Hard Times guided tour), Katz Delicatessen)