毎年秋になると、ニューヨーク近郊でも
りんご狩りApple Pickingが最盛期を迎えます。りんごは時期により採り頃の品種が異なるので、自分の好みの品種が旬を迎える頃に出かけるのがいいですね。Mutsuりんご
が好きな私は、10月中旬が狙い目。Columbus Dayでお休みになる頃がちょうどいいです。
今年は6年ぶりのりんご狩り!子供達も意外にも楽しみにしていてくれているようで、10月18日の日曜日に家族で出かけました。
ウェストチェスターの我が家からは車で一時間ほど。以前にも訪れた
Fishkill Farmsに行きました。
紅葉の中をドライブして(渋滞もなく快適です)目指すファームに到着。
ファームや果樹園によってシステムは様々ですが、ここでは車1台につき5ドルのチャージと、りんごは採った分だけ量り売りとなります。採りたいりんごの量に合わせて大きさの違う袋を配っているので、これにりんごを入れていきます。
うちは一番大きい$30の袋にしました。りんご園はりんごの種類別
に木が並んでいます。今の時期に収穫できるりんごを示したマップをもらって、りんごの林の中に入っていきます。
たわわに実ったりんごをとって、早速味見。小ぶりなEmpireは甘酸っぱくて歯ごたえも良く、アップルパイに向きそうです。Red Deliciousはしっかりと甘く、皮が硬め。こちらは煮崩れしやすいのでアップルソース向き。
手に持っているのはエンパイア。このほかに、青リンゴ🍏のムツMutsuや、ここのファームが推しているオーガニック栽培のIdaredなども収穫しました。
天気も良く気持ちがいいです。でも、この日ニューヨークは急に冷え込んでちょっとダウンジャケットが必要かも、という気温でした。山の方なのでさらに気温が低くて ランチにファームの売店で買った揚げたてのアップルサイダードーナツと、グリルで焼いているハンバーガー
を食べていたらなんと
雪がちらついてきました。すぐにやんだけれど、この冬初めての雪にびっくりです。
ファームの売店で、ドライトマトとバジルのチェダーチーズ、アップルサイダー(リンゴジュース)、アップルバター(スパイスを入れた煮リンゴ)を購入。
売店の前には様々な種類のかぼちゃがたくさん並べられていました。食用に、また、ハロウィンの飾りにと買っていくようです。
さて、家に戻って早速アップルパイ作り。パイ生地から作ります。一番オーソドックスなダブルクラストアップルパイです。
とにかくリンゴがたくさんあるので、違うレシピでもまたアップルパイを作りました。こちらはブルックリンのベーカリーのレシピ、塩キャラメルアップルパイです。甘酸っぱいリンゴと、香ばしい塩キャラメル風味が美味しいです。
Four & Twenty Blackbirds
リンゴ狩りで買うりんごは、値段はもしかすると近隣のスーパーよりも高いかもしれません。パンプキンも、家の近くのスーパーでは1ポンド49セントでしたが、ファームでは1ポンド80セントでした。でもやはり採れたての新鮮なリンゴは美味しいし、自分でもいでくるという楽しみには変えられません。また来年もりんご狩りにはぜひ行きたいと思います。
リンゴ狩りに持っていくと役立つもの:
リンゴをふくおしぼり、お手ふきタオル、水筒(寒かったので持参したホットコーヒーが美味しかったです。もちろん売店でも売っていますが。)お弁当はあってもなくても。
リンゴを味見するときに、小さな携帯用の包丁があると便利です。(以前丸かじりしたらたまたま虫がいてびっくりしたことがあるので、切り分けて食べるようにしました。皮が苦手なお子さんにもむいてあげられます。)
売店で買い物をするなら(チーズや野菜など)保冷剤や保冷バッグもあると暖かい日は安心です。
暖かい日でも夕方になると急に冷え込んでくるし、マンハッタンよりも気温も数度低いので上着を持参しましょう。