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    Cast Iron Skillet スキレット

    • 2016.07.22 Friday
    • 22:08

    日本でもスキレットが流行っているようですね。

    Cast Iron Skilletは、鋳鉄製のフライパンのこと。今アメリカでも「古き良き鉄鍋をもっと活用しよう!」とブームになっています。

    昔はどこの家庭にもあった鋳鉄製のフライパンですが、テフロンなどのこびりつかない素材や、ステンレス製の軽くて手入れの簡単なフライパンが登場してから 重くて使うたびに手入れの必要なcast iron panは次第に出番が少なくなっていきました。

     

    それでも良いものはやはり良い。重くても愛用されている鍋といえば。

    フランス製のル・クルーゼのガラス琺瑯の鉄鍋は重たいですが見た目も美しいことから日本でも人気ですね。熱の伝わりもよく、密封性も高くオーブンにもそのまま入れて調理できるのでこの手の鍋はアメリカでもスタンダードなお鍋となっています。Martha StewartやRachel Rayなど、テレビの料理番組で人気が出た人がそれぞれにルクルーゼによく似た鍋をプロデュースして販売したりしています。

    そして近年はストウブ社のお鍋も人気。こちらも外側はガラス琺瑯ですが、中は鋳鉄です。

    ストウブのダッチオーブンというのは聞いたことがあるのでは?鋳鉄製の深鍋で、そのままキャンプの火にかけたりバーベーキューグリルの上で使ったり、オーブンに入れて使ったりできるのです。

     

    今回私は Lodge社製のフライパンを買ってみました。

    Lodgeはアメリカで長くcast iron skilletを作り続けている会社。アンティーク市などに行くと、50年前のロッジのフライパン(たいてい錆び付いていたりするが)が数ドルで売っていることも。でも実は鋳鉄のフライパンは使い込めば使い込むほど油が馴染んで使い勝手が良くなるので、好んで古いものを買ったり、おばあちゃんが使っていたものを譲り受けて使ったり、ということもあるようです。skilletの他に、dutch ovenなども作っています。

     

    Lodge Cast Iron Skillet, 10 1/2 inch

    値段もお手頃。今回はバーベキューシーズンのセールで$14.99でした!高くても$20台で買えると思います。

     

    鉄の中華鍋と同様に、油をなじませないと食べ物が焦げ付いてしまいます。

    今販売されているcast iron skilletの多くは、すでに油のコーティングがされた状態 pre-seasonedで売られているので、このまま使い始めても大丈夫です。それでも使う度に油を塗ってお手入れすれば、どんどんコーティングができていって、くっつかないフライパンに近づいていきます。

     

    この作業をseasoningというのですが、塩胡椒で味付けする、ということもseasonというので面白いですね。

     

    私が行っているお手入れを紹介します。慣れてしまえばとっても簡単。

    調理の後、洗剤を使わずにタワシや木ベラなどを使いながらお湯できれいに洗い、

    ふきんで水気を拭き取ったらスキレットをまた火にかけます。煙が出るぐらいまでしっかりとフライパンを熱くして完全に水分を飛ばします。

    布にflaxseed oilを少しとってフライパンの裏表に薄く油を塗ります。

    油が多すぎるようならキッチンペーパーなどで拭き取ります。

     

    このお手入れの時に使う油は、人によってあれがいいとかこれがいいとか意見が分かれるところですが、

    色々とブログなどを読んだ結果、熱を加えることによって重合化(polimerize)される油が適しているとわかりました。

    オリーブオイル、ごま油などは ❌

    キャノーラ油、固形ショートニング △

    ココナッツオイル ◯(でもやはり香りが残ってしまう)

     

    キャストアイアンのお手入れ専用に配合された製品もありますが、健康食品関連のマーケットなどで割と手に入れやすい「フラックスシードオイル」が最適という結論に達し、これを使っています。Flaxseed Oil

    オメガ3を豊富に含むフラックスシードオイル。(熱するとオメガ3は無くなってしまうかな??)

    できればオーガニックのもの、安定剤などの混ぜ物が入っていないものを探しましょう。

     

    このお手入れをしながら毎朝のベーコンやオムレツにスキレットを愛用しています。

    日本ではスキレットをそのまま食卓に出すのがオシャレ!と紹介しているようですが、持ち手も熱くなるので注意が必要です。それに保温性もあるから、調理の加減を間違えると食卓に出してからもどんどん熱が加わっていって、料理が焼きすぎ、パサパサになってしまうかも。調理が終わって熱々のところをすぐ出してすぐ食べ始めてもらうにはいいでしょう。タイミングが難しいですね。

     

    酸性のソースや煮込み料理にはあまり適していません。鉄鍋を傷めてしまいます。特にトマトソースなどは、やはり「鉄臭い」味になってしまうようです。

    ステーキを焼いた時にワインなどをさっとかけるぐらいは大丈夫。お手入れはしっかりと。

     

    ステーキといえば、鉄のフライパンを熱々に(煙が出るぐらいに)熱しておいたところに厚切りの肉を入れてジュ〜〜ッ!!とすると、本当に美味しく焼けます。外がカリッと、中は柔らかくジューシーに。

    でもこれを先日試したところ、換気扇の無い台所ではえらい騒ぎになりました。

    煙探知アラームには濡れ布巾をかけて、扇風機を2台回して、窓も全開にして。油も飛び散るし、煙はすごいし。覚悟が必要です。。。

    でもステーキは美味しかった!

    懲りずに挑戦してみようと思います。

     

     

     

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