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    ベーキング教室 1月

    • 2018.01.23 Tuesday
    • 05:20

     

    2018年1月のベーキング教室では、以前からリクエストのあったチーズケーキを作りました。

     

     

    チーズケーキと言えば、New York州の Official State Dessertともなっている New York Style Cheesecake.

    クリームチーズをどっさりと使ってオーブンで焼き上げる濃厚でクリーミーなチーズケーキは、まさにチーズケーキの王様。

    自宅で作ってみたい!と思うのも納得です。

    でも実際にはちょっとどっしり過ぎて、甘過ぎて 美味しいのは一口目だけ、なんて感想も。

    なので、今回作るチーズケーキはこのニューヨークチーズケーキの魅力を残しつつも日本人好みにアレンジしてあります。

     

    (参考写真)

     

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    実はニューヨークチーズケーキのレシピはとてもシンプル。

    Philadelphia Cream Cheeseの箱に載っている Philadelphia Classic Cheese Cake のレシピもこんな↓感じです。

     

    Prep Time: 20 min. / Total Time: 5 hours 45 min. (incl. refregirating) / Makes: 16 servings

     

    1 & 1/2 cups graham cracker crumbs, 3 Tbsp. sugar, 1/3 cup butter or margarine, melted

    4 pkg. (8oz. each) PHILADELPHIA Cream Cheese, softened, 1 cup sugar, 1 tsp. vanilla, 4 eggs

     

    HEAT oven to 325F

    MIX graham crumbs, 3 tbsp. sugar and butter; press onto bottom of 9-inch springform pan.

    BEAT cream cheese, 1 cup sugar and vanilla with mixer until blended. Add eggs, 1 at a time, mixing on low speed after each just until blended. Pour over crust.

    BAKE 55 min. or until center is almost set. Loosen cake from rim of pan; cool before removing rim. Refrigerate 4 hours.

     

    グラハムクラッカーの台にチーズクリームを混ぜて流し込んで焼くだけ

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

     

    これだけでは流石にシンプル過ぎる!ということで、レッスンではクランベリーをソースにして表面にきれいな模様を描くという Cranberry Swirl Cheesecake を作りました。

     

     

    良くある丸型ではなく、あえて四角い型で。これはこれでおしゃれな感じです。

     

    まずはグラハムクラッカーの台を焼きます。

     

     

    チーズクリームの材料は至ってシンプル。クリームチーズと、サワークリームと卵。砂糖とバニラエッセンスと塩少々。

     

     

    クリームチーズは1パウンド(454g)も使いますのでちょっとびっくりですが。でもチーズケーキはこうでなくちゃ!

    そしてシンプルに材料を混ぜて行くときにも、実はとても大切なポイントがいくつもあります。レシピには書かれていない(あるいは書いてあっても無視しがちな)手順を、なぜそれが必要なのか解説していきます。

     

     

    卵も加えて滑らかなチーズクリームができたら、型に流し込んでその上にクランベリーソースを落とします。

     

     

    このクランベリーソースは、生のクランベリーから作りました。と言っても実はフレッシュなものがもうこの時期になると手に入りにくいので、冷凍のものを使います。スーパーでも冷凍フルーツの売り場で購入できますが、生のものがたくさん出回る11月ごろにまとめ買いして冷凍しておけば、家庭の冷凍庫でも半年ほどは持ちます。

     

     

     

    砂糖をまぶして電子レンジで柔らかくしたら、裏ごしして滑らかなピューレ状にします。生のまま裏ごしする、小鍋で煮詰めてソース状にする、などいくつかの方法を試しましたが 上記のやり方が失敗なく目指す濃度&酸味のソースを作ってくれるとわかり、電子レンジを活用することに。

     

     

    とても鮮やかな甘酸っぱいソースです。この酸味がクリーミーなチーズクリームとの相性バッチリ。

    味のアクセントになってくれます。

    そしてもちろんデザイン的にも!

     

     

    竹串を使って、模様を描きます。レッスンでもこの作業はとても皆様に楽しんでいただけました。

     

     

    毎回少しずつ模様が違うのもまた面白いです。クランベリーが手に入らなかったら、ラズベリーやイチゴなどで代用することもできます。ただし、濃度と酸味がちょうど良くないと、見た目&味が狙い通りに出来上がらないことも。

    ソースがゆるすぎると模様が滲んでしまいますし、逆に粘度が高いとチーズソースの中に沈んでしまいます。なので工夫して調整する必要があります。

     

    ↓沈んでしまった例(焼く前 & 焼き上がり)

     

     

    濃度調整がうまく行くと、↓とてもきれいな模様が描けます。

     

     

    もうすぐバレンタインデーですから、ハートの模様に仕上げるというのもいいですね。他のデザインも工夫次第です。

     

    (参考写真)

     

    オーブンで焼くときにはWater Bathという方法で、ケーキの型ごとお湯につけて蒸し焼きのような感じで湯せん焼きにします。こうするとじっくりと柔らかく熱が入るので、しっとりと滑らかなケーキに焼き上がります。

    (アルミのRoasting Panを二重にしたものを使いました。ここに熱いお湯を注ぎます。)

     

     

    焼き上がりの見極めもちょっと難しいところ。焼き過ぎてしまってはクリーミーな食感を損ねることにもなりますし、焼き色がつきすぎると模様もきれいに見えません。

     

    上手に焼けたら一晩冷蔵庫で冷やしてから、四角く切り分けていただきます。型から出すとき、切り分けるときにもコツがありますのでレッスンではそれも大切なポイントとして実際に見ていただきます。

    赤と白のコントラストがきれいな、とてもエレガントなチーズケーキです。一手間加えることで、「わぁ!」と喜んでいただける仕上がりになりますね。

     

     

    試食の合間に、材料として使ったクランベリーのこと、クリームチーズのこと

    実はニューヨーク発祥なのにフィラデルフィアというブランド名が付いているPhiladelphia Cream Cheeseのこと

    ニューヨークチーズケーキの始まり

    など またまたあれこれウンチクを語り。。。

     

    さらには1月の祝日であった Martin Luther King Jr. Day に付いて語り。。。

     

    チーズケーキは試作の段階でも、何度かパパの会社に差し入れとして持っていってもらいました。アメリカ人の社員の皆様に大変好評だったとか。日本人の皆様だけでなく、アメリカ人の口にも合うとわかってますます自信のレシピとなりました。

     

    余談:

    レッスンの中で、「どこのチーズケーキが好きですか?」という質問にお店の名前が思い出せずにお答えできなかったので、ここに記しておきます。

    Eileen's Special Cheesecake

    http://www.eileenscheesecake.com/

    SohoとリトルイタリーとLower East Sideの狭間にある小さなお店ですが、クリーミーな食感でとても美味しいです。

     

    この辺りを食べ歩きするのも大好き!有名なLombardi's のピザに行ってもいいし、もう少し東のDonut Plant本店に行ってもいいし、Ceci-celaに行ってもいいしリトルイタリーもあるし。

    マンハッタンに行くと歩いて食べて歩いて食べてが楽しみです。どなたか食いしん坊の方、ご一緒に食べ歩きに行きませんか?

     

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アメリカンベーキングのレッスンを毎月開講しています。

    毎月 平日午前開催

    Scarsdale, NYの講師自宅にて

     

     

     

    参加対象者:日本人のご婦人たち

    レシピは英語ですが、日本語で解説しながら調理をいたします。

    試食&お茶の時間には、お菓子にまつわる歴史や裏話もご紹介します。

    英語とお菓子作りとアメリカの文化をいっぺんに楽しく学べる教室を目指しています。

     

    ご興味のある方は、ブログのコメント欄から または右上のメールアイコンを使ってご連絡ください。

    コメントは私が承認するまでは画面には表示されません。個人情報が記載されている場合は公開はいたしません。

     

    これまでに作ったお菓子:

    2017年1月/Old Fashion Apple Pie 2月/Molten Chocolate Cake 3月/Irish Soda Bread, Guiness Cupcake 4月/Easter Icing Cookies 5月/Lemon Square, Salted Peanut Chews 6月/Pineapple Upside-down Cake 8月/Key Lime Pie 9月/Layered Carrot Cake 10月/Old Fashioned Apple Pie, Halloween Cupcake 11月/Pecan Pie 12月/Rugelach

     

    JUGEMテーマ:手作りお菓子

    教えること、教わること

    • 2018.01.20 Saturday
    • 09:06

     

    おきなき家の子供達が通う中学高校と同じE学区には、小学校が2校あります。

    中高とその2校の小学校を合わせても、日本人家庭は現在20家族ほどと少なくなっています。

     

    Westchester郡の地区の中でも、日本人駐在家族に人気のエリアというのは時代と共に変わっていくようで、以前はE学区にももっとたくさん日本人が居たそうです。今はEastchesterや、郡の東側のハリソン地区が日本人には人気のエリアとなっています。

     

    さて、その同じE学区のママ友Mさんから(お子さんは小学生)「手作りせっけん」の作り方を教えていただきました。

    ベースになっているのは前田京子さんという方のレシピ。(お菓子作りのように、せっけん作りも「レシピ」というのです!)

     

    (画像はamazon.co.jpより拝借)

     

    Mさんは手作りせっけんにはまってから、かれこれ10年以上せっけんを作っているのだとか。

    以前何かの折にMさんにいただいた自作のせっけんが、使ってみたらとても良くて 作り方を教えていただくことになりました。

     

    手作り石けんは、余計な添加物(界面活性剤など)が入っていないので肌にとても優しいのです。

    そしてオリーブオイル、ココナッツオイルなどの植物性オイルを自分の好みの配合でけん化(苛性ソーダを加えることで化学反応させ、せっけんにすること)させて作るから安心。

     

    アメリカのソープや洗剤はどれもとても香料がきついのですが、手作りせっけんにはエッセンシャルオイルをこれまた好みの分量で加えます。ラベンダーやカモミールなどの自然な香りがとても心地良く、バスタイムが楽しみになりました。

     

    Mさん宅で2回、手ほどきを受けながら作り方の手順を習い、先日初めて自宅で一人で作ってみました。

     

     

    途中ちょっとバタバタとしてあわや失敗か?と思う場面もあったけれど、なんとかうまく石けんの形になってくれました。このまま1ヶ月ほど乾燥&熟成させてから使います。

    乾燥させている間も石けんの側を通ると、ふわりとエッセンシャルオイルの良い香りがして幸せな気分になれます。

     

    今までは全く気づくことのなかった「手作り石けん」の魅力をニューヨーク生活の中で教えていただき、また新しい楽しみができてわくわくしています。

    石けん作りは材料をきっちりと計って、手順に従って混ぜたり型に流し込んだりしていくのがお菓子作りの手順ととても良く似ています。型に入れる前の石けんのタネは、泡立て器で混ぜているとまるでなめらかなカスタードクリームのよう。「美味しそう〜♬」と言いながら作っています。(味見はできないので要注意!?)

     

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

     

    一方、昨年の1月にスタートしたベーキング教室も順調に回を重ね、おかげさまでご参加いただく人数も口コミで増えて盛況です。私の大好きなアメリカン・ベーキングの世界をたくさんの方に知っていただけるのがとても嬉しく、やりがいのある毎日となっています。

     

     

    毎月のお菓子を紹介する時に、レシピや作り方だけではなく 素材の話や、そのお菓子がアメリカでどんな風に広まったか、などもお話ししています。またお菓子に絡めて折々のアメリカ文化も話の題材としています。

     

    例えば昨年3月には、St. Patrick's Dayという3月半ばのアイルランドの祭日をテーマに、アイルランドがルーツのお菓子を作り、ニューヨークに移民として渡ってきたアイルランドの人々の歴史や、アイルランドという国の文化や風土、St. Patrick's Dayの意味やシンボルマークとなっている三つ葉のクローバー(シャムロック)などについても解説しました。

     

    12月にRugelachを作った時は、Jewish ユダヤ人の祝祭日 Hanukkah について解説しました。

     

    今月は New York Style Cheesecake ニューヨークチーズケーキを作っていますが、素材のクランベリーがどのような栽培/収穫のされ方をするのか、クリームチーズの起源、ニューヨークチーズケーキの始まりなどのお菓子に直接関係のある話はもちろん、

     

    お菓子とはなんの繋がりもありませんが

    1月15日の Martin Luther King Jr. Day(国の祝日)についてもお話しさせていただいています。

     

    公民権運動に偉大な功績を残したキング牧師のこと、日本人の皆様には関心が薄くあまり知られていません。私も1回目のアメリカ生活では全くと言っていいほどDr. KingのこともCivil Rights Movementのことも知識がありませんでした。でも今は「知らない」「無関心」ではいけないと思っています。

     

    ご主人の海外赴任についてくるのは初めてという若いお母さん達は、子育てや英語環境の慣れない暮らしに馴染むのに精一杯でなかなかアメリカの文化や歴史、風習についてまで学ぼうという時間は取れないかもしれません。そんな中で、私のベーキング教室にいらしていただいたら お菓子のレシピだけでなく もう一つ何かを持って帰っていただけたら、と思っています。

     

    「お菓子を習いにきたのになんでこんな関係のない話を聞かされるの?」と思う方も もしかしたらいらっしゃるかもしれません。でもお菓子に絡めて、ちょっとだけ アメリカのことも興味を持っていただけたら、と思ってお話しさせていただいています。

     

    観光客の様に人気のレストランに行ったり、自由の女神の足下で写真を撮るだけではなく アメリカに住んで暮らしているからこそ肌で感じるものがあると思います。私がこれまでのニューヨーク生活の中で感じてきたことの一部を、図々しくもベーキング教室の中でご紹介させていただいています。ご参加いただいている方の中のひとにぎりの方でも、「アメリカのことをもっと良く深く知りたい」と思うきっかけになれば幸いです。

     

    と、いうわけで 今後もベーキング教室では「ウンチクタイム」が展開されますが、どうぞこらえておつきあいくださいませ。。。

     

     

     

     

    チョコレートとワイヤレスイヤホン

    • 2018.01.16 Tuesday
    • 00:53

    Martin Luther King Jr. Dayのある3連休、皆様はいかがお過ごしですか?

    先週の雪も雨で溶けて、気温は低いものの道路が見えるとホッとしますね。

     

    我が家ではアメリカの大学進学のため アプリケーションの提出を済ませた娘が、次はFinancial Aidだと(奨学金受給のための申し込み)いうことでパパと二人でパソコンに向かっています。

     

    一方 私はといえば家でレシピの試作。

    2月はバレンタインにちなんでチョコレートのお菓子を作りますが、元のレシピから日本人の口にあう甘さ&大きさ にするためにあれこれ試作をして工夫改良を重ねています。

     

    チョコレートといえば、パパが出張のお土産にSee's Candiesのチョコレートを買ってきてくれました。

     

     

    とっても甘いチョコレートですが、実はSee's Candiesのチョコレートは私の大好物。

    ハワイのアラモアナショッピングセンターにもお店があったので、昔からハワイ旅行の時は必ず買っていました。

    表参道にもお店ができた時期もありましたが、もう無いかなぁ?

     

    カリフォルニアへの出張の際は空港でも買えるので、日本から西海岸への出張の時にも何箱もお土産として買ってきてもらいました。他の都市空港でも置いていることがあるかもしれません。

     

    でも、実は今住んでいるところ(ニューヨーク郊外)の近所の Lord & Taylor で買えることもあるんです。

    置いている商品が限られているのと、「気軽に買える」と買い始めてしまってはそれこそ服のサイズがアップしてしまうと言うぐらい恐ろしいことになるのが目に見えているので、買わずにガマン。

    お土産で時たま、ぐらいがちょうど良くありがたく♬

     

    で、このチョコレートと同時にもう一つパパからいただいたものが

     

     

    beats のワイヤレスイヤホン。

     

    ジョギングをする時に、(冬は地下室にあるトレッドミル/ランニングマシン使用)使いたいとねだって買ってもらいました。

     

    地下室のトレッドミルは駐在を終えて帰国された方から譲っていただいたもの。ちょっと古いので、だいぶガタが来ていてかなりうるさいです。ゆっくりとiPadでドラマを再生しながらウォーキングをする時でも、音声が聞き取りにくくて不便だなぁと思っていたのですが、ワイヤレスイヤホンだとクリアに聞こえるので嬉しいです。

     

    太るチョコレートと、fitになるためのワイヤレスイヤホン。矛盾してるけど?? 動いて食べて、食べたら動いてってことですね。

     

    今回の駐在では、(2015年4月〜)なるべく普段の生活でも英語音声のニュースやドラマを見るようにしています。

    日本から駐在でいらっしゃると、多くのご家庭でNHKや日本の番組がみられるようにとケーブル会社と番組契約をしたり、日本のドラマをDVDでレンタルしたりするようですが、我が家では日本語ニュースはインターネットでWebsiteから見るぐらい。

    もっぱら英語で情報収集です。

     

    炊事をしながらも、台所でiPadをテレビがわりに 料理番組やニュースをみています。

    おかげで、随分とリスニング力はアップしたと思います。また、ニュース用語(政治、国際、など)の単語も少しはわかるようになりました。

     

    今後もドラマをbinge watching(ドラマなどを何話も連続して見ること。デジタルストリーミングがあるとついつい次、次とみてしまいます)しながら ウォーキング&リスニング力アップ で有効な時間の使い方を目指します!(It's easier said than doneにならないように頑張ります。。。。)

    Pear Spice Bundt Cake

    • 2018.01.07 Sunday
    • 14:19

     

    昨日、今日と大変な冷え込みで、外はマイナス12度C。肌が露出していると、30分で凍傷になるとニュースが脅かしてくれます。もちろんこんな日は用事もなければ外には出ずに家の中でお菓子を作ることにいたしましょう。。。

     

    年末にパパの会社の方からのギフトで、お菓子とフルーツの詰め合わせをいただきました。

     

     

    フルーツは洋梨が6個

    実は、うちの家族は私以外はあまり洋梨が好きではありません。

    2個は私が美味しくいただいたけれど、あと4個もあってどうしよう?ということで

    Pear Spice Bundt Cakeを焼くことにしました。

     

     

    Martha StewartのBaking Handbookのレシピも試して見たかったし、ここ最近はBundt Panを使ったお菓子を作っていなかったのでちょうどいい!

     

     

    Bundt Panは、一つ持っていると便利な型です。Coffee Cakeを焼いてもいいし、パウンドケーキの生地をこれで焼いてもおしゃれな感じに仕上がります。

    私の愛用しているものは Nordic Wareというブランドのアメリカ製。しっかりと厚みがあって、均一に焼けるし型離れも良く、仕上がりがきれいです。

    こちらの記事もご参考に。

     

    本のレシピは12-cupサイズの型用でしたが、私が持っているのは6-cupサイズ。

    なので、材料を半量にして作りました。

     

    そうすると梨のカラメルソースがちょっと多めにできてしまうのですが(4個使い切りたかったので)ケーキ生地の間にも入れることにして焼いて見ました。

     

     

    なかなかいい感じです。

    レシピではDark Brown Sugarと蜂蜜を使うとあったのですが、ちょうどダークブラウンシュガーは切らしていたので普通のグラニュー糖にモラセスを足して、蜂蜜もRaw Honeyで風味アップ。(そして全体の砂糖の量を減らしました。←必須)

    スパイスもカルダモンは無かったので、その分他のスパイス シナモンやジンジャーを気持ち多めに入れました。

     

    モラセスの香りと少し外側はChewyな食感、そしてスパイスの香りがなんとなくジンジャーブレッドを連想させます。

    そこにカラメルソースにした洋梨の甘みが加わってとてもしっとりと美味しいケーキになりました。

     

    焼いている時からいい匂いがして待ちきれない娘に急かされて、クリームチーズのグレーズは冷やしてとろみ調節をする暇がなくちょっと重めになってしまったけれど

    レモン汁を加えたクリームチーズグレーズが良く合います。

    さすがMartha Stewart なかなか良いレシピです!!

     

     

    ケーキの真ん中には、洋梨のカラメルソースが入っています。

     

     

    このMartha Stewart のレシピブックの良いところの一つは、材料が作り方の手順に沿って表記してあるところ。

    これは私がレシピを書くときにも気をつけているポイントです。

    全ての材料を混ぜ終わったと思ったときに、あれ、この「牛乳1/2カップ」ってどこに入れるんだっけ??っというような事が無いように。。。

     

    写真も(アメリカの料理本にしては)たくさん、ほぼ全レシピ分載っているし。

    定番のお菓子にちょっと一工夫してある感じです。

    基本のお菓子をマスターしたら、2冊目におすすめです。

     

     

     

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    クリスマスとお正月

    • 2018.01.02 Tuesday
    • 07:22

     

    2018年もアメリカン・ベーキングの楽しさ、美味しさを存分に味わう一年にしたいと思います。

    その反面、例年のことではありますが「ダイエット」もNew Year's Resolutionの一つとしてまたしても日記の1月1日の欄に書いている私。。。

    まあ、「美味しいものを適量食べて よく動きよく遊びよく働き」やっていきましょうか。

     

    さて、クリスマスには家でローストチキンを作りました。

    America's Test Kitchenのレシピで12インチの鋳鉄のCast Iron Skilletに鶏丸ごと一羽をバタフライspatchcock 平たく開いて焼きます。背骨の部分をキッチンバサミで切り取るやり方は、慣れないうちは難しかったけれど3回目にはスイスイできるように。

     

     

    こうすると、焼き時間も短くてすむし、均一に焼きあがるので鶏一羽丸ごとのローストも気負いなくできます。

     

    サラダもクリスマスカラーで。

    前日にBronx Little Italyで購入してきたモッツァレラチーズがとても美味しくて、バジル/キヌア/オリーブのペーストを乗せてたくさんいただきました。

     

     

    デザートには、試作も兼ねて チョコレートケーキをアメリカのレシピ通りに作ってみました。

    (とは言え、さすがにケーキのお砂糖の量だけはかなり減らしたけど)

     

    なんと直径9インチ(23センチ)の丸型ケーキ2台!を焼いて、間にチョコレートプディングを挟んで、上にはチョコレートガナッシュを塗るというもの。

     

     

    すごい量ですね〜。でもアメリカのレシピだと、こんな風にケーキを2台焼いて、というのはよくある話。

    レストランで出てくるデザートのケーキも、高さが10センチぐらいあったりしますものね。

     

    困るのは、こんな大きなケーキはとても冷蔵庫には入らないということ。

    仕方ないので、次の工程に進む前に本来は冷蔵庫で冷やすべきところを、ケーキドームを被せて屋外に出しておきました。実は冷蔵庫よりもずっと気温の低かったクリスマス。

    このまま忘れて出しっ放しだったらきっとアイスケーキになってました。

     

     

    で、仕上がったケーキはこんな感じ。↓

     

     

     

    薄〜く切ったつもりでしたが、それでもかなりの重量感。

    でもこれがとてもとても美味しいケーキでした。

    チョコレート好きの息子は目を💖にして食べて、大満足の様子。とうてい食べきれる量では無いので、切り分けてラップに包んで冷蔵したり冷凍したり。気長に消費していきましょう。

    レッスンでは、このケーキをベースにもっと軽く食べやすく、作りやすいものにレシピをアレンジしますのでお楽しみに。

    でもアメリカン・ケーキのこのダイナミックさもお伝えしたい!

     

    アメリカの街ではクリスマスを過ぎてもまだあちこちにクリスマスの電飾が飾られていますが、日本人としては12月26日からはもう心は新年を迎える準備に移ります。

    年末にニュージャージー州のミツワ(日本食材を売っている大きなスーパーマーケット)にも買い物に行き、食材を仕入れて一応おせち料理を作りました。

     

     

    ニューヨークだと、こうしてある程度食材やお惣菜が揃うのがありがたいですね。

    糖質オフダイエットのパパと、肉&魚が好きな食べ盛りの息子のために洋風のお肉や海老なども入れました。

    いつもは鍋いっぱいに作る煮物も、パパが根菜は太るというので少し量を控えめに。

    でも私の好物の黒豆と、娘の大好きな栗きんとんはたっぷりと自家製。甘ったるくないので美味しいです。

     

    日本だとまだお正月休みは続きますが、ニューヨークではもう明日1月2日から通常営業。

    学校も普通にあります。

     

    なので余計に、元旦の今日だけはの〜〜〜んびりと過ごしています。

    外はマイナス10度Cだし、お出かけもせず。土曜日に降った粉雪も全く溶ける気配はありません。

     

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