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    ベーキング教室 Almond Tartlets

    • 2018.05.31 Thursday
    • 06:18

     

    3月に雪、雪、雪!が降り、予定していたフルーツタルトのレッスンが何度もキャンセルになってしまいました。

    雪の量が大した事なくても、お子さん達の学校がclosed/no school休校になったり、delay start授業開始を通常より遅らせるなどの変更があったりするのでレッスン休講も仕方ありません。

     

    でも大人気だったフルーツタルト、受講できなくてとても残念だった!!というお声をいただき、5月に追加で開講することに。

     

    何しろこのFruit Tartのレッスンでは、2時間半で2種類のお菓子を完成させるのです。(忙しい!!)

    9インチの大きなタルトと、Mini muffin tinを使った一口サイズのタルトレットと。

     

    Almond Tartlettes

     

     

    ブログでは3月に9インチのタルト型で作るFruit Tartについて記事を書きました。

    「ベーキング教室3月 Fruit Tart」

     

    タルト生地+カスタード+フルーツのこの9”タルトもとてもゴージャス☆で美味しいのですが、もう一つのアーモンド生地の小さなタルトレットもまた違う味わいで大変好評でした。

    今回はこちらの小さいタルトについてご紹介します。

     

    ミニタルトに使う型は、ミニマフィンの型。Mini-muffin tin, mini-muffin pan

    24個ずらっと並んだものが店頭ではよく見かけるタイプですが、これだと日本のオーブンに入らないかも?

    そんな時は12個タイプのものもありますのでこちらをおすすめします。

     

     

    (参考)Wilton: 12 cups Mini muffin pan

     

    さてこのミニマフィン型に、用意して冷やしておいたタルト生地を24等分にしてカップ型に敷きます。

    (タルト生地のレシピは9インチのタルトと共通。サクサクしたほのかに甘い生地です。)

     

    でもひとつひとつの穴に生地をカップ型に成形していくのは結構面倒。。。

    そこで編み出した技が、「麺棒の先でムギュッと!」です。

     

     

    団子状に丸めてそれぞれの穴に入れた生地を細めの麺棒の先(薬瓶や化粧品の入れ物などでサイズの合うものを活用しても)で、ムギュ〜っと押せばあっという間にカップの出来上がり!!

    24個作る作業も楽にできます。我ながらなかなか良いアイディアです。

     

     

    軽く下焼きしたら、アーモンドとバターと砂糖を練ったアーモンド生地を入れて再度オーブンへ。

    こんがりと焼きあがるとこんな感じに。↓

     

     

    少し冷めたら竹串などで型から外しやすくするためにタルトをクルッとたこ焼きの要領で動かしておくこと。

    このまま動かさずに完全に冷ましてしまうと、型にくっついてしまって外すのが大変になります。

     

    ↓ これはバター多めの分量で試作した時。

    こんがり膨らんで美味しそうです。

     

     

    金網の上で完全に冷ましたら、上面にジャムを塗って果物を乗せて飾り仕上げます。

     

     

     

     

    レッスンの時は皆で作業をするので、24個の飾りつけもあっという間にできました。

     

    お出しする直前に粉砂糖を振るとさらにオシャレに♬

     

     

    指でつまめる一口サイズなので、立食パーティーや持ち寄り会などの時にもぴったりです。

    (アーモンドを原材料に使っているので、卵、小麦、乳製品と同様にアレルギーには十分ご注意ください。)

     

    アーモンドは、昔 私がこのレシピを習った時には(もう20年ぐらい前の話ですが)「アーモンドパウダー」というものはあまり市販されておらず、皮をむいてある丸ごとのアーモンドをフードプロセッサーで粉にして使っていました。

    Whole blanched almond

     

    でも今は、あちこちのスーパーマーケットで Almond Powder / Almond Flour アーモンド粉を見かけます。

    皮をむいて粉にした白いタイプのものと、皮ごと粉にした茶色い粒々が見えるタイプのものと。

    レッスンではこちらの↓ Bob's Red Mill Natural Almond Flour を使いました。

     

    皮ごと粉にしたものの方が栄養豊富ですが、酸化も早いので小さな袋で買って早めに使い切る、または冷蔵保存をおすすめします。

     

    ちなみに日本では「アーモンドプードル」という呼び方をしますが、アーモンド(英語)とプードル(フランス語)(=粉)を合わせた和製造語なのです。。。

    レッスンでは今巷で大人気のアーモンドという食品についてもあれこれお話しします。

     

    アーモンドとバターと砂糖で作った生地は風味豊かでとても美味しいです。

    でもこの生地だけだと柔らかくてタルトの形にはできないので、下にタルト生地のカップを仕込んであるというわけ。

     

     

    焼きあがってフルーツを乗せる前の状態であれば、冷凍保存も可能です。

    パクッと一口で食べやすいタルトがたくさんできますので、ぜひ人の集まる時に作ってみてください!

     

     

    おまけ:アーモンド生地のタルトのレシピを使って、9インチのタルト型で焼くこともできます。

    その際はまずタルトを375度Fで12〜15分から焼きしてからアーモンド生地を流し込み、300度Fに温度を下げて40分焼きます。ミニタルト同様にジャムを塗ってフルーツを飾れば完成。

     

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アメリカンベーキングのレッスンを毎月開講しています。

    毎月 平日午前開催

    Scarsdale, NYの講師自宅にて

     

     

     

    参加対象者:日本人のご婦人たち

    レシピは英語ですが、日本語で解説しながら調理をいたします。

    試食&お茶の時間には、お菓子にまつわる歴史や裏話もご紹介します。

    英語とお菓子作りとアメリカの文化をいっぺんに楽しく学べる教室を目指しています。

     

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    これまでに作ったお菓子:

    2017年1月/Old Fashion Apple Pie 2月/Molten Chocolate Cake 3月/Irish Soda Bread, Guiness Cupcake 4月/Easter Icing Cookies 5月/Lemon Square, Salted Peanut Chews 6月/Pineapple Upside-down Cake 8月/Key Lime Pie 9月/Layered Carrot Cake 10月/Old Fashioned Apple Pie, Halloween Cupcake 11月/Pecan Pie 12月/Rugelach 2018年1月/Cranberry Swirl New York Cheesecake 2月/Brooklyn Blackout Cake Dessert Cup 3月/Fruits Tart and Tartlets 4月/Sour Cream Coffee Cake 5月/Lemon Meringue Pie

     

    JUGEMテーマ:手作りお菓子

    ベーキング教室5月 Lemon Meringue Pie

    • 2018.05.21 Monday
    • 08:59

     

    5月のベーキング教室では、レモンメレンゲパイ Lemon Meringue Pieを作りました。

     

     

    アメリカでは定番のお菓子のひとつですが、「これは!」という美味しいレモンメレンゲパイにはなかなか出会えないかもしれません。

     

    私が思う「完璧なレモンメレンゲパイ 」とは:

     

    *サクサクのクラスト(パイ生地)

    *レモンの風味が爽やかで滑らかなカスタード

    *マシュマロみたいなメレンゲ

    *こんがりと焼き色のついたメレンゲの角

    *切り分けた時にきれいに白と黄色の二層

    *メレンゲが水っぽくならない、パイ生地がべちゃっとならない

     

     

    これらが揃えば本当に美味しい!レモンメレンゲパイ と言えると思います。

    でも、パイ生地がべったりしていたり、レモンの風味が感じられなかったり、メレンゲが水っぽくなって萎んでしまっていたりするパイに出会うことが多いのです。Artificialな味のするものも残念ながら結構出回っています。

     

    シンプルな材料で作るだけに、材料の吟味とひとつひとつの工程が大切になってきます。

    材料は バター、小麦粉、砂糖、コーンスターチ、レモン、卵、クリームオブタータ、塩 の8つだけ。

     

    まずはパイ生地ですが、ベーキングレッスンではいつもの Perfect Pie Crust のレシピを使ってパイ生地も一から手作り。

    このパイ生地をきれいに伸ばして、9インチのパイ皿に敷き込んで焼きます。

     

     

    今回はパイ生地だけ先に空焼きしておくので、底の部分が膨らまないように乾燥豆などの重しも使います。

    パイ生地を皿に敷き込む時のコツは、引っ張らないようにすること。

    丁寧に成形してからオーブンに入れて、こんがりときつね色に焼き上げます。

     

     

    次にレモン風味のカスタードを作ります。ここでは Microplaneのゼスター zester/grater が大活躍!

    レモンの皮をおろすのにこれに勝る道具はありません。(詳しくはこちらの記事に→http://okinakiny2.jugem.jp/?eid=169

     

    カスタードを作るときは小鍋に材料を入れて火にかけていくのですが、ここでのポイントはコーンスターチのとろみをつける力を十分引き出すためにしっかりと加熱すること。レッスンでも、フツフツと沸いてくる状態になってからさらに加熱!とここは強調してお話ししました。

     

     

    ↑ 上の鍋には完成したレモンカスタードが入っています。これをから焼きしたパイ生地の中に入れるのですが、その前にパイ生地の中にはくだいたグラハムクラッカーを敷いておきます。

     

    今回のレシピでは、メレンゲが水っぽくなってパイの仕上がりを損ねることが無いようにと、色々な「裏ワザ」を折り込みました。これもそのひとつ。グラハムクラッカーが余分な水分を吸ってくれるので、パイ生地のサクサク感が保てます。

     

    そして次はいよいよメレンゲ

    メレンゲの泡だてがうまくいくと、こんな風に↓滑らかでボリュームたっぷりの本当にマシュマロの様な感じになります。

     

     

    このメレンゲにするためにはいくつもの裏ワザ、コツ、ポイントが。

     

    卵白をDouble Boilerにかけて加熱しながら泡立てる。

    Cream of Tartarを加える。加えるタイミングも大切。

    グラニュー糖を加えるタイミングもさらに大切!

    そしてコーンスターチで作った糊の様なものも加えて、卵白の安定を後押しします。

     

    こんな様々な工夫をしながらとにかくひたすら電動ミキサーで混ぜていくと、ふわふわでピン!とした角がたつメレンゲになります。

     

    これ↓はまだ泡だての途中。ミキサーを持ち上げると、角がフニャ、と下を向いてしまいます。

     

     

    さらに泡だてて、艶があり固い角のメレンゲにします。ツノはピシッとしていて、見た感じ「触るとチクリと痛そう」なぐらい。ボウルの中の角もピン!と立っていますね。

     

     

    この状態になれば、ゴムベラですくい取ってもヘラから落ちません。。。

     

     

    レモンカスタードの上にまずはポトン、ポトンと数カ所置いて

     

     

    カスタードの上に広げます。この時、外側がパイ生地に触れる様にすることも大切。メレンゲが縮んだ時に離れて浮いてしまうのを防ぐためです。

     

     

    残りのメレンゲを全部!乗せて、スパチュラなどでツン、ツン、ツンと角を作ります。

     

     

    最後にオーブン(上火Broiler設定があればそれを使う)で角に焼き色をつけて完成!

    卵白はSwiss Meringueの手法で完全に加熱してあるので、安心して食べていただけます。&メレンゲのもちも良くなります。

     

     

    レモンメレンゲパイ は実は切り分けるのもなかなか難しいパイです。

    スライスするたびに、包丁の刃を濡らしたペーパータオルなどできれいに拭いておくと比較的きれいに切ることができます。

     

     

    単純な様で実は結構コツや裏ワザのいるレモンメレンゲパイ 。

    試食タイムでは皆様口を揃えて「美味しい!!」と大好評でした。

    「私にとってのアメリカの思い出の味になります!」という感想もありました。

     

    レッスンで使ったレシピ通りに作っていただければ、必ず美味しいパイができるはず!

    ぜひこのアメリカ〜ンなパイに挑戦してみてください。

     

     

     

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    英語リスニングにはYouTuber

    • 2018.05.01 Tuesday
    • 23:23

     

    英語の上達には、日々「読む、書く、聞く、話す」こと。英語の4技能とも言いますね。

    わかってはいるけれど、なかなか、、、という人も多いことと思います。

     

    私も「読もう!」と思って購入した本は積み重ねてあるし(レシピはいっぱい読んでいるけれど)

    書くのもfacebookに日記がわりにupする時ぐらい。(日本語と英語で説明を書くようにしています)

    お仕事の英訳では英文を書くこともありますが、毎日というわけにはいかず。(お菓子のレシピはせっせと書いてますがそれは例外かな)

     

    話す機会もあまり無いのですが、もうこわいものナシのおばちゃん年齢になっているので、機会があれば図々しく話すことはお手の物になってきました。先日もスーパーマーケットの肉売り場で買い物していたら、隣にとてもおしゃれなおばさまがいて、私:「髪がキレイですね〜」おばさま:「あらありがとう、最近カラーを変えたのよ!」から始まってちょっと立ち話。子供達が一緒だったら、「ママ一体誰と何しゃべってるの??」と嫌がるかもしれません・・・ 話題は、ヘアカラーと特売のお肉についてでした。

     

     

    「聞く」ことは日常で一番取り入れやすいかも。

    台所でも、iPadを置いてケーブルテレビを映すことができるので、ニュースを見たり料理番組を見たりしながら洗い物などしています。トークショーなどは聞き取りにくいこともありますが、ニュース番組の場合やはりニュースアンカー(アナウンサー)の話し方ははっきりとわかりやすいので、リスニングの良い教材になっていると思います。

     

    そうは言っても、朝からニュースを見ていると夕方も夜も同じ話題を繰り返している・・なんてこともあり、段々と飽きてきます。

     

    そこで最近はYouTubeの動画もあれこれと見るようになりました。

     

    お気に入りのYouTubeチャンネルは 夜のコメディタッチのトークショーだったり(実際に放送される時間にはもう寝ているので)

    料理番組だったり(好きな時に一時停止したり繰り返し再生したりできるのが便利!)

     

    そして娘の真似をして、コスメの情報やファッションの情報を発信しているYouTuberの映像も時々見ています。

     

    この人いいな、と思うのは Dominique Sachse さん。

    https://www.youtube.com/channel/UCXrsVPFsk-66NTaoGMXoPFQ

     

     

    まず、私と年齢が近い!

    彼女は今年(2018年)50歳。もちろん、とてもその年齢には見えない美貌とスタイルですが、自分の見せ方や自己管理方法をよくわかっていて努力を怠らないということが裏付けにあるので、良きお手本として見習いたくなります。

     

    また、20年以上のキャリアをもつジャーナリスト/ニュースアンカーで、知性と教養に裏付けされたトークも魅力的です。

    現在KPR CH2でジャーナリスト/リポーター/ニュースアンカーとして活躍、エミー賞も2度受賞しているそうです。

    アナウンサーだけあって滑舌が良く、トークもとっても聞き取りやすい!!(←ここポイント)

     

    話題は大人の女性に向けた コスメだったり、ファッションだったり、ライフスタイルだったりと 興味の持てるものばかり。

    トランプ大統領の女性問題に関するニュース解説者のコメントを聞くよりも、こっちの方がずっと楽しいわ〜♬

    と、いうことでニュースやテレビがつまらない時には台所でDominiqueさんの動画を見ています。

     

     

    現在の私はニューヨーク郊外に住んで、子供達を学校に送り出した後は特におしゃれして出かける先も無い毎日なので

    (ヨガと近所のスーパーに買い物とぐらい。ベーキング教室の日はお化粧はしますが、家の中なのでヒールの靴もコートもいらないし。)

    Dominiqueさんが発信するおしゃれな話題には刺激を受けます。

    また、人間関係に関するアドバイスや、自分との向き合い方のヒント、同年代の女性としての考え方など、なるほどと参考になることもたくさん。

     

    英語の勉強と、情報収拾と、自分のモチベーションを高めるために

    YouTube動画なかなか役にたっていると思います。

     

     

    Sour Creamのつかいみち

    • 2018.05.01 Tuesday
    • 11:05

     

    4月のベーキングでは材料にサワークリームをつかいました。

    日本では200mlぐらいの小さな容器で売られていますが、アメリカでは小さいものでも16oz 454g ぐらいの容器が一般的。

    使い切れずに残ってしまったサワークリームをどう活用するか?というお話がレッスンの中でも出ました。

     

    メキシカン料理でタコスやチリビーンズと一緒に、トマト味のシチューに添えて、

    マヨネーズと半々にしてポテトサラダやマカロニサラダに、など

    結構応用範囲は広いです。

     

    中でも野菜スティックにつけるディップにするというアイディアは人気。

    私も先日サワークリームで2種類のディップを作ってみました。

     

     

    上の緑色のものは、完熟のアボカドと一緒にハンドブレンダーでピューレにしたもの。

    味付けには塩胡椒、コリアンダーパウダー、ライムの絞り汁などを入れて、トッピングにライムの皮を削ったものを散らしました。

     

    下のピンク色のものは、冷蔵庫に余っていたスモークサーモンと一緒にピューレに。ケッパーも少し入れました。

    塩胡椒、レモン汁、レモンとディルのミックススパイスなどで味を整えて、仕上げにレモンの皮を削ったものをトッピング。

     

    作り過ぎたかと思いましたが、子供達も野菜やチップスにつけてパクパクと食べ、あっという間になくなりました。

     

    レモンの絞り汁、ライムの絞り汁、レモンの皮、ライムの皮はそれぞれ 冷凍してあったものを使いました。

    生で使うあてのないレモンやライムは、悪くなってしまう前に皮を削って汁を絞って冷凍保存で有効活用。

    冷凍してあっても、風味はきちんとありますのでちょっと調味料に使いたい時などに重宝します。

    もちろんベーキングでも大活躍。


    アメリカにも

    日本にも ↓ こういう商品がありますが、どうしても保存料など余計なものが入っていたりします。

     

    ラベルにも From Concentrate, with added ingredientsと書いてありますね。

    (濃縮還元果汁使用、他添加材料)

     

    削った皮も、絞り汁も小さなタッパーに入れて冷凍庫へ。

    凍った絞り汁はカチカチに凍る前にフォークでほぐしておけば、少量ずつ使うのも簡単です。

    お試しください。

     

     

     

    ベーキング教室 4月 Sour Cream Coffee Cake

    • 2018.05.01 Tuesday
    • 05:30

     

    4月のアメリカン・ベーキング教室では Sour Cream Coffee Cake を作りました。

     

     

    アメリカの焼き菓子の中ではとてもポピュラーなコーヒーケーキ

    あ、と言っても「コーヒー味のケーキ」ではありません!

     

    Coffee Cake と言うのは、コーヒーと一緒にいただくケーキのこと。

    日本だったら「お茶菓子」イギリスだったら「Tea Cake」と言う言葉があるのと同様です。

     

    ですから、ひとくちにコーヒーケーキと言っても実に様々。

    フルーツを使ったもの、上にクラムトッピングが乗ったもの、チョコレート味のもの、などなど。一般的にはバター/砂糖/卵/小麦粉などの基本的な材料に膨らし粉となるBaking PowderやBaking Sodaを入れて作るレシピが多く、それ故に失敗もしにくい、作りやすいケーキです。


    今回は中にシナモンのストゥルーゼル

    Streueselを焼き込んだものを作りました。

     

     

    ボウルに小麦粉、砂糖、刻んだナッツ、シナモン(たっぷり)を合わせてそぼろ状のストゥルーゼルを用意。

     

    このケーキはパウンドケーキの様にLoaf Pan(パウンド型)で焼いてもいいのですが、この写真の様なBundt Panを使うと見栄えもよく簡単なのにインパクトのあるケーキに仕上げることができます。(9X5インチぐらいの大きさのパウンド型とほぼ同じ分量)

     

     

    この型は Nordic Wareと言うアメリカのブランドのもの。厚手でしっかりとした作りで、焼き上がりがとてもきれいです。

    型については以前にもブログに書きました。

    http://okinakiny2.jugem.jp/?eid=55

     

    あまり店頭では見かけないサイズなので、購入はネットが便利かもしれません。

    (ご参考)amazon.com

     

    実はアメリカで一番一般的なのは12cupと言うサイズ。倍の容量です。とっても大きなケーキが焼けます。

    レシピも12カップ量のものが多かったりします。

    私がお友達からいただいた大きな型は10cups(縁ギリギリまで入れると11cups)ですが、ケーキが大きくて載せるお皿を探さなくてはなりませんでした。

     

    かなり迫力のあるケーキです。。。

     

    家庭で作りやすいのはこれ(6カップ)ぐらいのサイズかな〜と考えて、レッスンでも6カップ量のレシピを紹介しています。

     

    Bundt Panを作るときにとても大切なのは、型の下準備。

    焼きあがったケーキの形を崩さずにきれいに取り出せる様にするため、型にバターを塗って粉をはたきます。

     

     

     ↓ 生地とナッツのストゥルーゼルを層にして型に入れ終わったところ。この後予熱しておいたオーブンに入れます。

     

     

    焼きあがったら型ごと金網に乗せて15分ほど冷ましてから、ひっくり返して型を外します。

     

     

    室温に冷めたら、粉砂糖のアイシングで飾ってあげるとさらに華やかに。(あらも隠せます。)

     

     

    切り分けると、中のストゥルーゼルがきれいな層になっていて美味しそうです。

     

     

    レッスンでは、4月ということでテーブルには桜の柄の和紙を飾ってみました。お皿も花柄の華やかなもので。銘々皿は九谷焼の桜柄です。

     

     

     

    材料の粉類(Dry Ingredients)、Struesel、Wet Ingredients(液体のもの)などを揃えたらあとは混ぜるだけ。

     

     

    ナッツを入れたり、刻んだフルーツを入れたり 応用して色々なケーキが作れます。抹茶を使って和風に仕上げるのもすてき。

    ↓ 抹茶とあずきのBundt Cake

     

     

     

    さて、レッスンの中では材料の一つである SOUR CREAMについても少しお話ししました。

     

    Sour Creamをケーキの生地に入れるのはなぜか?

    答えはいくつもあります。ベーキングソーダと反応するための酸性の材料として、風味づけ、バターのカロリーカット、よりしっとりとした食感のケーキになる、などなど。

     

    コツをしっかりと押さえておけば初心者でも上手に焼けるケーキですので、ぜひ挑戦してみてください。

     

     

     

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